Hamamatsu.rb #84

 

2/14にHamamatsu.rb #84を開催した。今回はビブリオバトル

Hamamatsu.rbはいちおうIT勉強会だけども、初めてのビブリオバトルなので発表する本については特に制限を設けないことにした。
(みんな技術系の本を持ち寄るだろうと思ったし、実際ほとんどそうなった)

僕はリーナス・トーバルズの自伝、『それが僕には楽しかったから』にて参戦。
選んだのはいいものの、読んだのが5〜6年前で内容をほとんど忘れているという散々な状態。
5分という持ち時間は意外と長く、LTで資料を見つつ話しているとあっという間なんだけど、事前準備もせず資料も無しの状態で5分話すのはなかなか緊張した。
何度同じようなフレーズを口走ったことか・・・。

リーナス・トーバルズ氏はメーリングリストでの口の悪さや、N◯DIAへのf**kサインなどで一部では有名なのだけども、
この自伝を読むと「まったくしょうがないやつだなぁ〜、リーナス君は〜」的に妙な親近感をもって生暖かい目で見ることができるようになる。


面白かったのは、皆それぞれのキャラに全くブレない本をチョイスしていたこと。
(自分の性格を指して“キャラ”と呼ぶことに自分はわりと抵抗があるのだけど、ここではコミュニティ内で限定的に共有されている各メンバーの思想や立ち位置を指しているつもり。”ロール"と呼んだほうが良いかもしれない)
初回ということで皆とっておきの一冊を持ってきたんだと思う。

ということで、
なかなか楽しかったビブリオバトルだけど、ほとんどRuby関係無かったので次回は今後数回の課題図書とするRuby本選びです。

サウンドデザインフェスティバル in 浜松 2017

ハママチューン発表では入選できなかった。
(ちなみにグランプリの商品はAmazon EchoとFireTV Stickだって。いいなー。)
 
プレゼンに失敗した後はとても凹んでしまい、それ以上凹みたくなかったので他のチームの発表は見ないようにしていたのだけど、
チームメンバーから聞く限り結構エンターテイメント性も加味したプレゼンだったらしい(入選した3チームは皆仮装していたらしい)
 
1日経って、気分が落ち着いてきたので敗因をまとめておく。
 
  • 制限時間内に話し終えられなかった
  • 相手が何に期待しているのか、何を評価してくれていたのか読みきれなかった
  • 練習不足
  • プレゼンのストーリーが破綻していた
 
前回は戦略的に勝てたと思っていたのだけど、今回はそれが全て裏返って敗因となったように思う。
あと、精神論で言えばハママチューンで入選したことで完璧に驕っていたし、今回発表することも正直「だりー、面倒い(高校生がよく言うやつ)」と思っていた。
 
ということで、大失敗もいいとこな発表だった。
チームメンバーにも申し訳ないことをしたけど。
 
・・・・
 
実を言うと、今回上手いこと入選できれば市の中の人とパイプができるかなーと期待していて、
そうすれば普段僕らが活動しているITコミュニティとのシナジーが生まれるんじゃないかと淡い期待も抱いていたのだけど、もろくも崩れ去ってしまった。
 
 
市長がハママチューンを「浜松市で初のハッカソン」と呼んでいたのだけど、数年前に開催されていた浜松ハッカソンのことを知っている身としてはほんとうに悔しい。(ハマッカソンこと浜松ハッカソンは2010~2015にかけて5回ほど開催されている。)
ハマッカソンの告知を見たとき、ついに!あのGoogle発の!ハッカソン!が浜松でも開催されるのか!と思ったのを覚えている。
僕はただただ見学するだけだったけど、あのイベントはけっこう僕の人生に影響を与えている。
だから、出世だの起業だの体の良いことを言いながら後からやってきて嘘を吹聴されるのは正直癪だ。
 
まぁ、見つからない場所にしか居ないお前たちが悪い、というだけの話だから
(けっきょくこんなところに愚痴るか)認められることでしかこのモヤモヤは解消できないだろう。
Rubyに関して言えば6~7年もやっているのに松江とか福岡のように注目されないのには本当に力不足を感じていますよ。
なので、政治力とかコネのようなものも利用して認めさせるしかないよね、という気分になっている。
 
自分の功名心も当然あるのだけど、コミュニティで出会った人たちがみなniceでプログラミングやIT技術に対して情熱を持っているので、もっともっとスポットが当たって欲しいと思うわけです。
 
 
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ところで、サウンドデザインフェスティバルでも↓の動画が展示されていた。
元々は2016年に開催された「世界音楽の祭典 in 浜松 2016」のオープニング動画で、三宅純氏の曲がとにかくカッコよかったので即チケットを買った。
今回のサウンドデザインフェスティバルでもアドバイザーとして名前が載っていたけど、また浜松で公演してくれないかなぁと待っている。
 
 

Hamamatsu.rb #82

今回も前回と同じく、RubyGems探索。
最近、ネタ切れ・初心者向けサポート不足という課題が浮き彫りになってきた。
 
ネタなんていくらでもあるじゃんと思われるだろうけど、初心者から経験の長い人まで幅広く居るので、その全員が学びを得られるネタを探すのはわりと難しく感じる。
RubyGems探索は一人でもくもくする時間が主なので経験の浅い人でも自分のペースで進められるかなと思ったのだけど、
全くRubyを触ったことが無いという人にはやや厳しかった様子。
 
以前、Ruby逆引きレシピからランダムでページを選んで写経する、というのをやったけど、あれをまたやってもいいかも。
初心者はただ写経すればいいし、上級者は好きに書いて最期にコードを紹介してくれれば他の人達にも参考になるだろうし。
まぁ、ハマルビももう5年以上やっていて、参加者全員がなにかしらレベルアップしていくことが望ましいと思ってるので模索は続くでしょうね。
 
今回話題に上がったgem達。ざっくりした機能は聞いたけど、念のため後で調べる。
- postwill
- slop
- scientist
- reek
- type_attributes
- puma-dev
 
そういえば、今更ながら「Ruby Tuesday」という曲を知った。ストーンズの曲なのだけど、色々なミュージシャンにカバーされている。
僕はThe Corrsがカバーしているバージョンが好きです。
 

ハママチューンに参加してきた

もう先週のことになるけど、ハママチューンという浜松市主催のイベントに参加してきた。

会場はHamamatsu.rbでよく利用していた馴染みの鴨江アートセンター。
ハママチューンは「サウンドハッカソン」と銘打たれたのだけれど、"ハッカソン"と呼ぶよりはStartupWeekendのような起業体験イベントに近い。
 
テーマは『オートモーティブ / コミュニケーションに関する浜松市の課題を”音”で解決する』。
このテーマは狭すぎると思った。
僕たちのチームは皆長いこと浜松に住んでおり、不自由さ・不満みたいなものは沢山出てくるし、解決策だって思いつくのだけど、どうしても”音で解決"が邪魔をする。
結局、僕たちは”音で解決”を捨てて課題解決のための施策を考えて資料を作成した。
コードは一行も書いていない。
 
慣れているとはいえ、市長や大手企業から来た審査員が勢揃いしている前で話すのには死ぬほど緊張する。
(結局僕も権威には弱いということだ)
緊張が高まると食欲が失せ、軽い吐き気がする。
他のチームが発表でウケをとっているのが全く笑えず、むしろイライラする。
 
いったん始まってしまえば全部吹っ飛ぶのだけど。
 
発表が終わると今度は後悔が全力で襲ってくる。
口調は早すぎなかったか?とか、審査員の質問についてクールに答えられたか?とか、偉そうでなかったか?とか。
猛烈な自責の念でその場から逃げ出したくなる。
他のチームが発表でウケをとっているのが全く笑えず、むしろイライラする。
 
 
結果は入選。まぁ9チーム中4組が選ばれるので特別凄いというわけでもない。
入選したチームはアイデアのブラッシュアップ&プロトタイプ開発をして12月に開催されるイベントで再度発表をしなければいけない。
サラリーマンには酷なイベントです。
 
“音で解決”を盛り込めと散々っぱら言われたけど本当に困っている。
それに起業なんてする気ないし、発表した内容だってテーマに合わせて考えただけで、それに人生賭けるほどでもない。
困ったなー。

Hamamatsu.rb #81

今回は会場が変わったことで心機一転。
気になるRubyGemsを探索しよう会を開催した。
 
当日のハイライト箇条書き。
 
  •  Sqwiggleが2016年にサービス終了していた
  • Amazon Athena / QuickSight の話をチラッとした(必ず一つはAWSネタをぶっこんでいきたい気持ち)
  • http://bestgems.org/ が楽しい
 
知らなかったgemが多く、会話や発表も多くてかなり手応えがあったと思う。
(前回がRailsチュートリアルで皆淡々と作業してて寂しげだったので余計に)
 
集まったのは9名。基本誰かの会話が聞こえるし、それに割り込めるくらいの距離感なのが良かった。
近すぎず遠すぎずだと話に入りたくても盗み聞きしていた気分になってしまい、割り込めないことが多々ある。
これくらいの人數のほうが密集できてやりやすいのかも。
 
最近ネタ切れで、今回も直前まで「なにやる〜?」的なことを言っててグダグダになりそうだったのだけど、
tachibanaさんがRubyGems探索したいとアイデアを出してくれたので助かった。結果、「こんなgemあるんだ!」ってアハ体験が何度もあったので結果オーライかな。
 
他のRubyコミュニティの勉強会はどんな感じなんだろう?という話になって、Ginza.rbではRails寄りの話が多くてコードリーディングを主にやっているという話だった。
コードリーディングはコードを読み進める人を一人置いてやっているらしい。誰か一人に負荷が集中するような仕組みはとりたくないなぁ。